Wer ist Christoph Schlingensief ?

クリストフ・シュリンゲンジーフ (1960-2010)

 映画、演劇、オペラ、美術、テレビ、オーディオドラマの制作、祝祭劇場建設事業・・・・・・それぞれのメディア空間や制度機構から社会生活の場へと、雪崩のごとく行為を展開させた芸術家。
 ティーンエイジャーの頃より短編映画を撮りまくり、1984年よりドイツの近現代史を重ねたB級ホラー「ドイツ三部作」につながる長編映画を発表。1993年よりドイツ語圏の主要劇場で劇場内外に展開する社会的アクション/パフォーマンス作品を制作、インターネットとテレビ、アート・フェスティバルや政治イベントなどに、無制約に行動範囲を広げる。2008年に肺癌の診断を受け、闘病観察記録『此処より天国がいいわけない』を執筆。2010年にブルキナファソで芸術村と祝祭劇場の設立事業を始動、ヴェネツィア・ビエンナーレのドイツ館の構想半ばで逝くも、翌年ビエンナーレで金獅子賞を受賞し事業は継続中。