パブリック・カンバセーション

 ドイツの劇場で行われるトーク・イベント Publikumsgesprächに想を得た、語り合いの場をつくりつつパブリックな感性をやしなう試みです。

 本企画では劇場や街場でコモンな場をつくってきた3名の方に、それぞれのやり方で場のデザイン、ファシリテーションをお願いし、声が聴かれる場の記録映像の転用を試みます。

デザイン、ファシリテ—ション

カイ・ファン・アイケルス(ベルリン自由大学客員教授)

7月20日17:00- 『外国人よ、出ていけ!』上映後

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ドイツ文学と哲学、演出を学ぶ。2000年にハンブルク大学近代ドイツ文学講座において、時間の哲学と物語理論について博士学位取得。2001年から翌年にかけてEUの「マルチリンガル・ウェブ」プロジェクトのアドバイザー。2005年より現職(舞踊学・演劇学)。 研究テーマは、「群れ」や「スマートモブズ」など人々の集合の形式のダイナミズム、芸術と労働、参加の政治学。


本間直樹(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター准教授、文学研究科兼任

8月8日17:00- 『外国人よ、出ていけ!』上映後
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臨床哲学を専門に、哲学対話の方法論と実践、こどもの哲学、身体論のほか、映像、音楽コミュニケーションの実践的研究に取り組む。2005年にCaféPhilo(カフェフィロ)を創設し、哲学カフェなどの対話活動を推進する。主な業績として、『ドキュメント臨床哲学』など。


陸奥賢(観光家/コモンズ・デザイナー/社会実験者)

9月27日17:00- 『フリークスター3000』上映後

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1978年、大阪生まれ。観光家/コモンズ・デザイナー/社会実験者。「大阪七墓巡り復活プロジェクト」「まわしよみ新聞」(日本新聞協会地域貢献賞受賞)「直観讀みブックマーカー」「当事者研究スゴロク」「関西顔ハメ看板普及委員会」「俺ベス10!」「非常食パーティー」「大阪あそ歩」(観光庁長官表彰受賞)などを手掛ける。著書に『まわしよみ新聞のすゝめ』。應典院寺町倶楽部専門委員。社会実験塾「逍遙舎」代表。http://mutsu-satoshi.com/